部位別の5年相対生存率について

がんには5年相対生存率というものがあります。これはあるがんにかかった人が5年後に生存している割合と、がんにかかっていない健康な人が5年後に生存している割合を比べたグラフのことです。年齢と性別で区別して統計が取られており、これが100パーセントに近いほど生存率の高い治療可能ながんと言えます。
男性と女性では臓器が違いますが、男性女性共に性別独特の臓器に関しては比較的生存率は高いです。男性の前立腺や女性の乳房などはいずれも90パーセント前後の生存率になっています。これは国や自治体が検診の推進を行っているため、早期発見が可能で、可能なうちに治療ができることが多いのが理由です。
皮膚や甲状腺のがんも、比較的生存率は高いです。皮膚がんはほくろと似ていますが、表に出てくるので自分でも発見しやすく、早めに見つけられるがんです。甲状腺がんは女性に多いがんで喉の調子が悪くなるなどの症状が出ることもあり、こちらも早めの発見が可能です。
逆に内臓は目に見えないため、発見が遅れて気付いたときには末期になっていることも多いです。特に膵臓がんは特定の症状がなく、なかなか発見できない病気です。5年後の相対生存率は男女ともに10パーセント以下で、発見や治療が最も難しいガンとされています。

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